釣りをしていると、よく耳にする「キーパーバッカン」。持っている人も多いですが、中には「正直、いらないんじゃない?」と思っている人もいるかもしれません。
でも、本当にそうでしょうか?この記事では、キーパーバッカンがなぜ釣り人にとって重要なアイテムなのか、その必要性に加え、メッシュスカリとエアーポンプの重要性についても掘り下げていきます。
キーパーバッカンって何?
まず、キーパーバッカンを知らない方のために簡単に説明します。キーパーバッカンとは、釣った魚を一時的に活かしておくための専用の容器です。密閉性が高く、水漏れしにくいように設計されています。フタ付きで、魚が飛び跳ねて逃げるのを防ぐ役割も果たします。
活かしておくメリット
①鮮度を保つことが最大の目的
キーパーバッカンの最大の役割は、釣った魚を活きたままキープすることです。これにより、魚の鮮度をできる限り最高の状態で保つことができます。
* 持ち帰った時の味が違う!: 釣れた直後に締めるのも良いですが、活きたまま持ち帰ることで、身が締まり、独特のプリプリした食感や本来の旨味を味わえます。特に刺身で食べたい魚には、この違いがはっきりと出ます。
②魚へのダメージを最小限に
魚をそのまま地面に置いたり、普通のバケツに入れたりすると、鱗が剥がれたり、弱ってしまったりして、鮮度が急速に落ちてしまいます。キーパーバッカンは、魚が暴れても傷つきにくい素材でできており、魚体を守る役割も果たします。
メッシュスカリはなぜ必要?
キーパーバッカンの中には、網状になった「メッシュスカリ」がセットになっているものがあります。このメッシュスカリが、キーパーバッカンをさらに便利なものにしてくれます。
* 水替えが楽になる: 釣った魚を入れたままメッシュスカリを持ち上げれば、水だけを簡単に捨てることができます。魚を一つずつ手で掴んでクーラーボックスに移す手間も省け、魚に触れる回数が減るため、魚へのストレスも軽減されます。
持ち運びがスムーズに
釣った魚をバッカンからクーラーボックスへ移す際も、メッシュスカリごと持ち上げるだけで一気に移動させることができます。手が汚れることもなく、スムーズに作業が完了します。
魚のヌメリや汚れを抑える
魚のヌメリや汚れがキーパーバッカンの底に溜まるのを防ぎ、水を比較的きれいに保つことができます。
さらに鮮度を保つなら「エアーポンプ」も必須!
キーパーバッカンに釣った魚を入れておいても、魚の数が増えたり時間が経ったりすると、水中の酸素が不足して魚が弱ってしまいます。そこで、ぜひ同時に購入していただきたいのが「エアーポンプ」です。
エアーポンプはチューブの先についたストーンから泡を出して水中に酸素を供給します。
魚が長時間元気に
エアーポンプを使うことで、水中の酸素濃度を高く保ち、魚が弱りにくくなります。これにより、釣りの間ずっと魚を活きの良い状態に保つことができます。
釣り場から持ち帰るまでの間もエアーポンプを使い続けることで、魚が弱ることなく、最高の鮮度を保ったまま自宅まで運ぶことが可能になります。特に夏場や、釣った場所から家までが遠い場合は、その効果を強く実感できるでしょう。
自分的には持ち帰る魚は弱る前に締めて氷水に入れる事をおすすめします。
エアーポンプはキーパーバッカンに取り付けられるように設計されているものが多く、かさばらずに持ち運べるため、ぜひセットでの購入をおすすめします。
それだけじゃない!キーパーバッカンの隠れた便利機能
キーパーバッカンは単に魚を活かすだけの道具ではありません。多くの製品には、釣り人にとって嬉しい機能が備わっています。
道具の一時置き
キーパーバッカンの横にはほとんどといって竿立てが付属しています。
仕掛けを替えたり、魚からハリを外したりする際、ちょっとした際に竿をを置いておく場所としても便利です。
さらに長時間釣行や撒き餌の量が多い方などはコマセ(撒き餌)を混ぜ合わせるためのバッカンとしても利用できます。
キーパーバッカンは「釣りの質」を上げる必須アイテム
「釣った魚を美味しく食べたい」「釣りをもっと快適に楽しみたい」と考えるなら、キーパーバッカン、そしてメッシュスカリは間違いなく必須のアイテムです。さらに、エアーポンプを併用することで、その効果を最大限に引き出すことができます。
まだ持っていない方も、これを機に自分に合ったキーパーバッカンを探してみてはいかがでしょうか。釣りの楽しみ方が、きっと一つ増えるはずですよ。
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