夏本番! ファミリーフィッシングの季節がやってまいりましたと言いたいところですが、最近の暑さは「危険」レベルです・・・ そんな中でもファミリーフィッシングやカップルでの釣りを楽しみたい方もたくさんいることでしょう。 夏場一番確実で手軽な釣りと言えば、堤防での「サビキ釣り」なのですが小さいアジを釣るのが最初は楽しいのですが、回数を重ねるたびに釣り人の欲が出てきて「大きい魚が釣りたい」「テクニカルな釣りもしてみたい」などという悩みになることが釣り人みんなが通る登竜門的な考えです。
そこで私がお勧めしたいのは今回解説させていただきます「キス釣り」その中でもちょい投げと呼ばれる比較的敷居の低い釣り方をご紹介させていただきますので参考にしてみてください。
1.まずはこれだけ!失敗しない「ちょい投げ」タックルと仕掛け
本格的な投げ竿は重くて扱いが難しいですが、ちょい投げなら手持ちの軽いロッドで十分です。
- 竿(ロッド):2メートル前後のコンパクトロッドが最適(投げ釣り用の竿でももちろんOK)
- 取り回しが良く、トラブルが少ないため、初心者は2メートルまでの短い竿を選びましょう。
- エギングロッドやライトゲーム用のルアーロッド、または『うきまろッド&リール 2.1m
』のようなセット竿でも十分に楽しめます。
- リール:小型スピニングリール(2000〜3000番)
- ナイロンライン2〜3号が100メートル程度巻けるものを選びます。
- お子様には、ボタン一つで投げられる「ダイワ クローズドフェイスリール
」も操作が簡単で推奨されます。
- 道糸(ライン):ナイロンか、感度重視のPEラインか
- 最初はトラブルの少ないナイロン2号前後が扱いやすいです。
- 慣れてきたら、キスの鋭いアタリ(プルルッ!)がダイレクトに伝わるPEライン(0.8号前後)に挑戦すると、釣りの楽しさが倍増します。
- 仕掛け:トラブルを防ぐ「2本バリ」と「セット仕掛け」
- たくさんの針がついた仕掛けは絡まりやすいため、初心者は2本バリまでに留めるのが鉄則です。
- 『うきまろ投釣五目仕掛
』などのオモリと針がセットになった市販品を使えば、結ぶだけで準備完了です。
- 根掛かり対策として、海藻などを回避しやすい「自立式天秤(バランスキャスターなど)」を用意しておくとストレスなく釣りができます。
2.実践!キスを釣るための基本動作と「誘い」の黄金ルール
キス釣りは「底」を狙う釣りです。ウキ釣りのような難しい「タナ合わせ」が必要ないのが、初心者にとって最大のメリットです。
- 餌(砂虫・ゴカイ等)の付け方のコツ
- 針の軸を隠すように通し刺しにし、タラシ(余り部分)は5mm程度にします。
- 食いが渋い時は、動きでアピールするために少し長めに垂らすのも有効です。
- 「引き釣り」の基本:1秒に1回転のデッドスロー
- 仕掛けを投げたら、必ずオモリが底に着くまで待ちます。
- リールを巻くスピードは「1秒間に1回転」が目安です。底の砂を少しずつ巻き上げ、煙幕を立てるイメージでゆっくり引いてきます。
- 浮きやすいオモリ(フロート系)を使う場合は、1秒に半回転とさらにゆっくり巻くのがコツです。
- アタリがあっても「合わせない」のが正解!
- 「ブルルッ!」という鋭い感触が手元に来たら、それがキスの合図です。
- ここで竿を大きく煽る(合わせる)必要はありません。そのままのスピードで巻き続けるだけで、キスは自然に針に掛かります。
- 針を飲み込まれた時の対処法
- キスはエサを吸い込んで食べるため、針を飲み込むことがあります。
- 無理に引っ張らず、キスのエラに指を入れて針を引き抜くか、市販の針外しを使いましょう。
3.釣果を2倍にする!ポイントの見極めと「フットワーク」の重要性
どこでも釣れそうな砂浜ですが、実はキスの居場所には「偏り」があります。
- 地形の変化(カケアガリ・船道)を狙い撃つ
- 波打ち際の斜面(カケアガリ)や、船が通る深い溝(船道)、海藻の際など、地形に変化がある場所にキスは集まります。
- 一見何もなさそうな場所でも、オモリを引いた時に「重くなる場所」や「ゴツゴツする場所」があれば、そこがポイントです。
- 「小移動」を繰り返すのが数釣りの鉄則
- キスは群れで回遊しているため、数回投げてアタリがなければ、その場所に今はいないと判断します。
- 一箇所に留まらず、3〜5メートルずつ横に移動しながら探る「フットワーク」が釣果を分けます。クーラーボックス一つで軽快に動き回りましょう。
- 時間帯と潮:朝夕の「マヅメ時」を逃さない
- 魚が活発に動く「朝まづめ・夕まづめ」や、潮が動く満潮・干潮の前後が最大のチャンスです。
- 外道(フグ・チャリコ(子供の鯛))への対策
- 引くスピードが遅すぎると、フグやメゴチなどの外道ばかりが掛かってしまいます。外道が多い時は、少し巻くスピードを早めてみましょう。
4.キスのちょい投げは「手軽さ」と「奥深さ」のバランスが最高!
- 道具は最小限でOK、誰でもその日から始められる。
- 「底をゆっくり引く」「反応がなければ移動する」という基本が成功の鍵。
- 釣った後の楽しみ:天ぷらや刺身で食べるキスは絶品!
6月から9月のハイシーズン、ぜひ美しい砂浜へ出かけて、あの「ブルルッ!」という快感を体験してみてください。一度味わえば、あなたもキスのちょい投げ釣りの虜になるはずです。
高知市内ですと「花街道沿い」「旧春野漁港」周辺が人気スポットです。

